イベント会場以外の場所で、フード付きのサテンマントをまとった人を見たら、憧れを抱くと同時に「近寄っちゃいけないのかな?」という思いに駆られます。現在の日本ではマント着用が一般的ではないので、ハロウィンなどの特別な日でもない限り、そういう服装の人には警戒心を抱いてしまうんですよね。でも、かっこいいものはかっこいい!
【赤マント】赤いサテンが翻る!自然の中を歩く魔女が不気味で美しい
大きな赤マントを翻しながら、美しい魔女が自然の中を歩きます。赤いサテン生地の裾が引きずられ、風を受けてふわりと膨らみ、見る者を魅了します。
というわけで、私が大好きなとっっっっってもかっこいいサテンマント動画をYouTubeから紹介します。
黒いマントをまとった人影が、断崖絶壁に立っています。眼下に広がる大地や湖、川――。そして、人影のマントをヒラヒラ翻す風――。大自然の中に立つ人影は、まるで自然を統べる神のようでもあり、これから魔王を討伐しに行こうという勇者のようでもあります。
滝の前に立つ姿も、鳥肌が立つくらい絵になっています。白い水が勢いよく落ちてくる壮大な自然を背景に、黒いマントが風に吹かれてなびいています。これから滝の中に入って行くのではないかと思わせる人影は、いったい何をしているんでしょうか?
黒だけでなく、白いサテンマントの人影も映っています。ゴツゴツした岩場に立つ黒マントと白マントの人影は、黒魔術師と白魔術師の運命の決闘を彷彿とさせます。動画の最後では、白いサテンマントの人影が広大な大地に立っています。決闘の末、正義の白魔術が勝利したのかもしれません。しかし、その勝利は決して勝利者に幸福をもたらすものではなく――。
マントというのは、それだけでドラマを連想させる神聖な衣装です。マントを着用した人を見ているだけで、とても幸せな気持ちになるのは私だけでしょうか?