高知県高知市長浜にある若宮八幡宮では、4月6~8日にかけて「どろんこ祭り」が開催されます。この祭りは 、女性が男性の顔に泥を塗って無病息災や豊作を祈るというもの。男性が女性の顔に泥を塗ってほしいと思う人たちもいるでしょうが、どろんこ祭りは全国各地で行われているため、高知県とは逆バージョンも存在するんですね。
顔に泥を塗るだけでなく、水田で泥まみれになりながらバレーボールやフットボールをしたり、障害物競走や宝探しをしたり……。かつては神事として開催されていたどろんこ祭りも、現代ではイベント化して、地元住民だけなく観光客やそっち系の趣味の人たちをも巻き込んで展開しています。メッシー大会が公式で開催されるのは喜ばしいことだと思いますよ(笑)
イベントで泥まみれになるだけでなく、最近では、泥を成分として使用する「クレイ化粧品」が販売されています。泥といっても、海底から採取した「海泥」を使用するとのことですが、いずれにしても泥は泥。貴重なミネラルが豊富で肌の代謝を促すといわれてもねぇ……。
私からすれば、「顔面に泥を塗っているの?」という驚きしかありませんが、昔の日本人はウグイスの糞を化粧品として使っていたくらいですから、大したことないのかもしれません。もっとも、イベントでもなければ化粧品でもないのに、全身に泥を塗りたくる女の子がいたら、さすがに誰もがびっくりするでしょう。そして、そんな女の子の動画がYouTubeで公開されています。
夏セーラー服を着用した女の子が、着衣のまま泥を腕や足に塗っています。肌色が茶色く染まり、まるでゴーレムのような見た目になっていきます。しかも、彼女はセーラー服にも泥を塗り始めたじゃないですか!
白い上着の生地を泥んこの手で撫でまわして、清楚なセーラー服を茶色く染め上げていきます。紺色のスカートからも泥がタラタラ滴って、JKの象徴としての面影はどこへやら……。
顔面にも泥を塗った彼女は、もはや「泥パック」状態!その上からさらに泥水をかけていくので、セーラー服はセーラーカラーまでドロドロのグチョグチョになってしまいました。一昔前に流行ったガングロギャルもびっくりですね。
後半はスクール水着着用の彼女が泥遊びをします。バケツの泥に顔面を突っ込んだり、足を浸したり……。完全に泥まみれになって、セーラー服のときとは違って、スク水の紺色は全く見えなくなりました。神によって泥の塊から誕生させられた最初の人類みたいで、どことなく神々しいオーラを放っている……と思うかどうかは人それぞれです。
セーラー服とスク水を着用しての泥んこメッシーは美しいです。こういう魅力があるからこそ、全国各地でどろんこ祭りが盛り上がっているんでしょうね。みんな泥んこが大好きなんですよ、きっと。