近年、世界的な異常気象のせいか、にわか雨に遭うことが少なくありません。しかも、傘を持っていないときに限ってザーッと降ってきて、駅の階段を上り切ったところでブチ切れるのがお約束です(笑)
私の事情はさておき、傘を持っていない人たちは他にもいるんですよね。特に女子中学生や女子高生が傘を持っていなくて、ずぶ濡れになりながら小走りに道を走っていたりすると、かわいそうに思えてきます。サラリーマンのおっさんがずぶ濡れになってもなんとも思わないんですがね。
というわけで、にわか雨に遭って濡れる女子学生を再現した動画をYouTubeで見てみましょう。
紺色の冬セーラー服を着て、マフラーを巻いた撮影者が、雨の中公園に立っています。左肩がアップで映されていて、セーラーカラーや胸ポケットの白いラインがよく見えます。そこに降り注ぐ雨――。
音量を上げておくと、雨水が上着の表地に当たる音が聞こえます。そして、体のラインに沿って伝い落ちる水がスカートを濡らしていきます。濡れたセーラー服は紺色がやや黒っぽくなって、水分を含んでいるのがよくわかります。濡れた部分と濡れていない部分の差もフェチいですね。
株式会社トンボが現役高校生と先生1000人を対象に実施した「学生服に関する意識調査」によると、平成の女子高生の制服はブレザータイプが主流だといいます。75.2%がブレザーで、セーラー服はたったの9.8%!逆に、先生の方は31.0%もセーラー服を支持しているといいますから、平成生まれの現役JKと昭和生まれの先生の好みとの差は開くばかりです。
平成で既に絶滅危惧種となりつつあるセーラー服は、令和には本当に絶滅してしまうかもしれません。そうなると、今回の動画のように、セーラー服が雨に濡れるシーンも見られなくなるんでしょうね。とても残念に思います。