家庭ニトリルゴム (nitrile rubber) は、摩耗や引き裂きなどに強い丈夫なゴムです。食器洗いや掃除などの家事で手にはめるゴム手袋の素材なんですね。
ゴム手袋を着用すると、手を締め付けるように密着してきます。ゴム手袋をしたまま長時間作業をしていると、手袋の内側が汗で蒸れてくるのも特徴です。一方、ゴム手袋の表面はツルツルしつつもゴムの弾力性があり、手をこすり合わせるとキュッキュッと音がします。においを嗅げばゴム臭がして、ゴムフェチには安価で楽しめるアイテムになるのではないでしょうか?
今回紹介する動画は、そんなゴム手袋の魅力を存分に味わえます。しかも、撮影者はスーツフェチのようで、青いゴム手袋に白いワイシャツという独自の拘りを見せてくれます。年末の大掃除をするサラリーマンみたいですね(笑)
動画は、ゴム手袋を着用するシーンから始まります。ゴム手袋をはめるのはなかなか面倒で、手袋を引っ張って指にフィットさせていきますよね。そのときに伸びる手袋が見られて、ギューッという音も聞こえます。モゾモゾギュッギュッと音を立てながら、ようやく着用完了!
ゴム手袋をはめた両手で手もみをすると、ギューッキュッキュッと独特な音が鳴り響きます。ゴム同士の擦れる音は、苦手な人は耳を塞ぎたくなるはずですが、好きな人にとっては五感に訴えかけてくる心地よさでしょう。
続いて、シャツの上から手で体を撫でまわします。ゴムがシャツ生地の上を駆け巡るときのカサカサという音がします。ゴムと布が奏でる見事なハーモニーという感じですね。
途中で、厚手の黒いラバーグローブやクリーム色の大きめなゴム手袋を着用して、変化をつけているところに工夫が感じられます。大きく分類すれば同じゴム手袋でも、製法が異なれば、音や質感も異なります。青いゴム手袋を主人公にしつつも、他のゴム手袋でその主人公を引き立てている演出がおもしろいと思いました。撮影者は、心の底からゴムを愛する真正のラバーフェチなのでしょう。