【レザージャケット】黒い革ジャンが燃え上がる!赤い炎が美しい焼却

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あまり知られていませんが、世の中には、物を燃やすことに強く心惹かれる人たちがいます。

私も幼少期から焼却が大好きでした。当時はまだダイオキシンなどの問題もあまり認知されていなかったため、学校で出たゴミは焼却炉で燃やされていました。放課後の掃除の時間には、用務員のおじさんが焼却炉の番をしていて、ゴミ箱担当の生徒はそこにゴミを持って行きました。私はゴミが燃えるのが好きだったので、用務員のおじさんと仲良くなって、焼却炉の中をずっと見ていました(笑)

あまりにも燃やすのが好きすぎて、小学4年の頃に火遊びをしたこともあります。道端に落ちていたライターを拾って、紙切れに火をつけて燃やし、次にビニールやプラスチックを燃やし……。人気のない場所でそんなことをしていたら、ある日、立ち上る煙に気づいた大人に見つかってしまいました。小学校に連絡が入り、親が呼ばれて説教を食らいました。「どうして火遊びをしたの?」と詰め寄られましたが、「燃えるのを見るのが好きだからです」とは答えられず、結局一方的に怒られただけでした。あのときの気持ちを他人に理解してもらうのは、なかなか難しいんですよね。

【サテンジャケット】光沢ある化学繊維が炎に包まれて溶ける焼却動画
シルバーのサテンジャケットが燃やされます。勢いを増していく炎に飲み込まれたジャケットは、有毒そうな煙を吐き出しながら、ドロドロに溶けて縮み…

そんな焼却フェチな私が今回紹介するのは、レザージャケットを燃やす動画です。

動画には、丸い灯篭みたいな穴に押し込まれたレザージャケットが映っています。パッと見ではどこも傷んでいるようには見えないジャケットで、上品な黒革の質感やファスナーの金属光沢、デザインなどがとにかく美しいと思います。それなのに、撮影者はチャッカマンでジャケットに火をつけてしまいました。しかも、化学繊維の裏地に火をつけたため、炎の勢いが激しく、まるでバースデーケーキのようになってしまいました。

とはいえ、燃え方を見ていてわかるのは、ジャケットが本物の革で作られているということです。合成皮革であれば、炎が表地にも燃え移って、黒煙を巻き上げながら、どんどん炎上していきます。しかし、今回のジャケットは、裏地がメラメラ燃えるだけで、表地にはなかなか火が回りません。本物の革は、そう簡単には燃えないんですね。

撮影者は、ポケットの中にも火をつけます。襟首とポケットから赤い色が噴き出して、白い煙も立ち上っています。化学繊維とは違って、燃え方に品があって、上質なロウソクが暗闇を美しく照らしているかのようです。ただ、ステキなレザージャケットが燃えているという現実には、やはり心が痛みます。どうして燃やされなければならなかったのでしょうか?

撮影者は、棒で炎を調節しながら、ジャケット全体に炎が回るようにします。燃え始めると、皮は薪並みの威力を発揮するのか、どんどん炎が大きくなっていきます。表地のレザーも燃え盛る中、穴からだらんと垂れる袖が何とも言えない趣を醸し出しています。

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