ピアノを習っている女子にとって、発表会の日に着るドレスは大きな関心事です。ステージ上でピアノを演奏する際、その妨げになるデザインのドレスは好まれません。たとえば、演奏の邪魔になるので、袖のあるドレスは敬遠されます。特に、着物のように袖が広がってしまうと、手もとが狂ってしまいますからね。ノースリーブや半袖のドレスが発表会の定番です。
とはいえ、冬のピアノ発表会だと、子供が寒くないか心配する母親も多いみたいです。ステージ上は証明が当たって暖かいといわれますが、発表前に待機する舞台裏は寒く、カーディガンやコートなどを持たせるべきだという意見があります。長袖のドレスがいいという意見はないですね。
もっとも、この辺りは好みの問題もあるでしょうから、長袖ドレスがダメということもないでしょう。長袖ドレスを否定しない専門家もいます。ただし、 演奏の邪魔にならないように、袖が無理なく上げられるものを選ぶことを勧めています。ドレスはあくまでも女子の引き立て役に過ぎず、発表会の目的は演奏の成功にあるということです。
しかし、年に数回しかない発表会のために、何万円もかけて綺麗なドレスを調達するのは、贅沢というか何というか……。しかも、女子は成長しますから、どんなに頑張っても、ドレスは2、3回着たらサイズアウトでしょう。着られなくなったドレスはその後どうなるんでしょうか?
誰かに譲るとか、フリーマーケットに出すとか、古着屋に売るとか、いろいろ考えられますが、中にはタンスに入れっぱなしにしておいて、数年後の大掃除のときにゴミとして捨てる、なんてこともあるでしょう。「どうせ捨てるなら、いっそのこと壊しちゃえ!」という過激なことを考える女子もいそうですが、本当にドレスを切り裂いている美少女の動画がYouTubeで公開されていてびっくりです。
動画の美少女が着ているのは、光沢のある白いサテン生地を基調とした長袖ドレスで、胸の部分がピンクになっています。彼女はハサミで胸の真ん中からジョキジョキとドレスを切り裂いていくんですよ。バリッバリッジャキッとドレスが裁断され、もう二度と切ることのできない無様な布切れと化していきます。胸元を切り裂かれたドレスを脱ぎ捨てた彼女は、満足そうな表情をしています。こんな扱いを受けたドレスがかわいそう……。
2016年に撮影された動画ですから、この美少女もYouTuberになりたくて、ドレスを切り裂いたのかもしれません。事情が分かりませんが、動画撮影のためだけに酷い扱いを受けたドレスを冥福を祈ります。