春から小学1年生になる子供のの保護者にとって、どのメーカーのランドセルを購入するかは悩ましいところだと思います。子供が6年間使用するものですから、「失敗したくない!」と考えるのが親心でしょう。
とはいえ、ランドセルの値段はピンキリです。下を見れば1万円を切るものから、高級ランドセルだと10万円オーバーのものまで……。
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見栄もへったくれも無い私は「一番安いランドセルを購入して、壊れたら買いかえればいいんじゃないの?」と思っちゃいますが、見栄の塊みたいなセレブお母さま方は、ママ友に負けたくない一心から大枚をはたいてしまうんでしょうね。それも価値観の問題ですから、別に批判する気もありませんが、何だかねぇ……。
ランドセルで値段以上に大切なのは頑丈さです。以前はどこの小学校でも「置き勉禁止」が一般的で、小学生は毎日、教科書やノートなどを入れた思いランドセルを背負って徒歩通学していました。最近は教科書が大型化したため、ランドセルの重さが約6キロになることもあるんですって!
重いランドセルを背負う小学生の中には、首などを痛めてしまう子もいるといいます。小学生の体もさることながら、ランドセル自体の耐久性も心配になります。教科書などの重みで形ベルトがぶっ壊れたり、底が抜けたりしないんでしょうか?
そんな疑問に答えることになるのかならないのかよくわからない動画がYouTubeで公開されています。タイトルは「【実験】牽引車 VS ランドセル /【Experiment】TowCar VS Japanese school bag “Randoseru”」。
「1つの事から、たくさんの事を学ぼう」という真っ当なテロップから始まるこの動画は、以前当サイトで紹介した動画(油圧プレス機で上靴を圧し潰す動画)と同じシリーズです。どう考えても頭がおかし……いえ、何でもありません(笑)
動画の序盤は、ピンクのマスコットキャラクターや小さながま口を油圧プレス機で圧し潰すシーンです。その後、赤い新品のランドセルを背負ったトルソーが映されます。ランドセルの肩ベルトに黄色い革紐が結びつけられました。紐の一方は木に、もう一方は車に括り付けられました。
車が動き出すと、肩ベルトがギューッと引っ張られます。最初に壊れたのはトルソーでした。腕がもげてぶっ倒れてしまいました。しかし、ランドセルは踏ん張っています。車と木から逆方向の力を受けつつも、肩ベルトは何とか持ちこたえているんですよ。自動車の白い排気ガスが見えるので、撮影者はアクセルを強く踏んでいるのでしょう。
ついに耐えられなくなったランドセルは、プチンという音を立てて、肩ベルトがぶっちぎれました。ベルトの一部がちぎれ、本体とをつなぐ金具部分も壊れてしまったみたいです。それでも、よく頑張ったと思います。
動画の終盤では、半壊したランドセルの錠前とかぶせ部分に革紐が結びつけられ、再び車で引っ張られました。ランドセルはさらに頑張って、ギューッと引っ張られながらも持ちこたえますが、最後には錠前がブチッ!金具部分ではなく、差し込み部分がちぎれてしまいました。
あっけなくぶっ壊れたトルソーに比べて、ランドセルの頑丈さがよくわかる動画です。これだけランドセルが丈夫ならば、たとえ6キロの荷物を入れられても、そう簡単には壊れないでしょう。もっとも、ランドセルがどんなに丈夫でも、子供の体が壊れる心配はありますが……。
2018年9月には、文部科学省が全国の教育委員会などに置き勉を認める通知を出しました。これによって小学生の通学の負担は軽減することになりそうです。とはいえ、元気いっぱいの小学生はランドセルを振り回したり蹴飛ばしたりしますから、ランドセルは丈夫である必要があります。今回の動画を見て、ホッとする保護者も多いんじゃないでしょうか?