【手フェチ】男心をくすぐる手!きれいな肌、しなやかな指、輝く爪…

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世の中には、手に強いこだわりを示す人々がいます。特に男性の中には、女性の美しい手に心惹かれる手フェチも少なくありません。

創作の世界ですが、有名な手フェチの人物には、荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』の第4部『ダイヤモンドは砕けない』に登場する吉良吉影(きら よしかげ)がいます。 吉良吉影は第4部のラスボス的な悪人で、女性の手首に対する異常な執着から犯罪を繰り返す異常者として描かれています。

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吉良吉影のように極端でなくても、多くの男性は、手の綺麗な女性に憧れます。というのも、美しい手は、いわゆる「日常」から切り離されたものだからです。炊事選択で手を酷使する女性は手が荒れがちです。一方、「家事なんてやったことないの~」というお嬢様の手は、白い肌、形の良い爪、しなやかに伸びた指といったパーフェクトな印象がありませんか?しかも、その美しい手で優雅にピアノを弾いていて……。手と生活の質とはリンクすることが多いため、美しい手が称賛されるのでしょう。

しかし、手というのは考えてみれば不思議な部位です。脳の指令によって動いているという当たり前のことも、進化の過程を振り返れば、かなり珍しいということがわかります。人間は物を握るだけでなく、手を使って文字や絵を書いたり、新しいものを作りだしたりするんですよ。これは、他の動物にはない特徴です。手が人間らしさの象徴だと考えれば、手フェチは人間への強い愛情であるといえるのかもしれません。

【手とバッタ】虫が指から手の甲へ駆け上る!小さな命を見守る優しさ
ピンクのマニキュアが塗られた、しなやかで形の良い指の上に黄緑色のバッタがちょこんと載っています。バッタは手の甲まで駆け上がってきました。

そんな手の魅力を存分に見せてくれるYouTube動画があります。撮影者のyotsuは、冒頭で「これは手フェチの方に見ていただけたらなと思って作りました」と言っていますが、その言葉に嘘偽りのない良質な手フェチ動画です。

傷や染みの無い肌、スルッと伸びた指、形を整えて切りそろえられた爪――。一つ一つのパーツがお互いを引き立て合い、一つの“手”という芸術を作り上げています。マニキュアや付け爪などでゴテゴテ飾っていない自然な感じが好印象です。さりげない指の動きにも思わずドキッとさせられますね。

手の角度を変えると、爪が光を反射して輝きます。その爪の所有者である指が動くと、美女がダンスを踊っているようです。再び爪が光沢を放って美しさをPR。指を曲げれば、フワッと丸まった手の甲が愛らしく、その上に自分の手を重ねたくなりました。

手は、人間の想像力をかき立てるものでもあります。以前彼女と握り合った手の温もりや、指を絡ませ合ったときの優しい気持ちも思い出して、イメージの中の手と動画に映っている手とを重ね合わせてしまいました。美しい手は、比喩としてではなく、本当に「男心をくすぐる」みたいですね。

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