他人の目玉を舌先でペロペロ舐める「眼球舐め」といえば、丸尾末広のマンガ『少女椿』が有名です。見世物小屋「赤猫座」の親方、嵐鯉治郎が、少年とも少女ともつかぬ芸人、カナブンの目に入ったゴミを舌で舐め取るんですね。
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2016年5月に公開された実写映画『少女椿』でも、ヴィジュアル系ロックバンド「SuG」のヴォーカル、武瑠の演じるカナブンが、中谷彰宏の演じる嵐鯉治郎に目玉を舐められます。原作マンガの強烈なワンシーンを忠実に再現したということで、映画紹介記事でも大きく取り上げられました。
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こんな感じで眼球舐めが日本の文化のように海外に知れ渡ったせいか、2013年には、イギリスのタブロイド紙『デイリー・メール』で「日本中を席巻して目の感染症を急増させている眼球舐めの流行」というタイトルの記事が報じられる始末。記事によると、眼帯を付けている児童が妙に多いことに気づいた小学校教師が調べたところ、12歳の児童の3分の1が眼球舐めを行ったことがあるという衝撃の事実が明らかになったとか。「ホントかよ?」とツッコみたくなる記事ですね。日本のどこに、眼球舐めが流行っている小学校があるんでしょうか?(笑)
もっとも、眼球舐めの愛好者は、日本だけでなく海外にも多数存在するようです。今回は、YouTubeで公開されている眼球舐め動画を紹介します。
動画には美男美女のカップルが映っています。まずは、女性が男性の目玉を舌でペロペロ……。眼球を舐められた男性は「オー・マイ・ゴッド!」と声を上げました。次に、男性が女性の目玉を舌でペロペロ……。女性の方は気持ちよさそうに恍惚の表情を浮かべます。愛するボーイフレンドに眼球を舐められて、愛を感じているのかもしれませんね。
眼球舐めを趣味でやっている人たちをどうこう言うつもりはありません。しかし、眼球舐めには、『デイリー・メール』でも書かれている通り、感染症のリスクがあります。口の中は、約700種類の細菌が生息しているといわれるほど、不衛生な環境になっています。そんな口内にある舌で目玉を舐めれば、目に細菌が感染して結膜炎などを引き起こし、ひどい場合には失明する可能性すらあります。こうしたリスクを理解した上で、眼球舐めをするかどうかを決めるべきでしょう。