シンガポールで2020年5月8日、雇い主が死亡する前の年に約7,000シンガポールドル(約53万円)相当の現金と宝飾品を盗んだメイドが懲役7か月を宣告されました。
インドネシア出身のエティ・マルヤティ被告(45)は2015年、当時70歳だった女性の世話をするために雇われました。しかし、エティ被告は仕事中に、現金や現金や宝飾品の入った鍵付きの引き出しとその鍵の在り処を知りました。そして、2018年10月9日、エティ被告は初めて盗みを働きました。
しかし、雇い主の息子は寛容でした。エティ被告の最初の窃盗を発見した後、彼女にもう一度チャンスを与えることにしました。彼はエティ被告に二度と犯罪を繰り返さないことを誓わせ、警察に通報することなく、彼女をそのまま雇い続けました。
雇い主に恵まれていたにもかかわらず、エティ容疑者は窃盗をやめませんでした。引き出しに残っていた最後のジュエリーである金の腕輪まで盗んでしまったのです。しかし、雇い主が76歳で亡くなった2019年10月6日、雇い主の息子は引き出しを確認し、エティ容疑者が金の腕輪を盗んだことに気づき、ついに警察へ通報しました。
エティ被告は逮捕されて法廷に立ち、弁護士すらつかない状況で寛容な判決を望みました。通訳を通して、自分が家族の中での唯一の稼ぎ手で、夫とは離婚してしまったという事情を述べました。
一方、検察官は被害者が高齢者であったことや、一度は窃盗を見逃してもらったことなどを述べ、懲役7か月を求刑しました。裁判官は、検察官の主張が公正なものであるとして、求刑通り懲役7か月の判決を下しました。
私には美人のメイドを雇いたいという願望がありますが、このような事件を知ると不安になります。特に、エティ被告のように、発展途上国から出稼ぎに来ているメイドは、信用しがたいものがあります。しかし、面倒な家事をやってくれて、しかも目の保養にもなるメイドのことを考えると…。とりあえず今はお金もないことですし、動画を眺めるだけで我慢します。