2月14日は、世間が浮足立つ「バレンタインデー」です。
バレンタインデーの起源は、269年のローマ帝国時代にまでさかのぼります。当時のローマ皇帝、クラウディウス2世は兵士たちの婚姻を禁止していましたが、キリスト教の司祭、ウァレンティヌス(バレンタイン)はこっそり結婚式を行っていました。が、このことが皇帝にバレてしまい、ウァレンティヌスは「結婚式をやめるように!」と命令されますが、ガン無視!キレた皇帝は2月14日にウァレンティヌスを処刑しました。その処刑日が現在のバレンタインデーなんですよ。
私のようなモテない男にとっては、バレンタインデーは製菓業界がでっち上げた商業戦略にしか思えません。実際、チョコレートの年間販売額の10%以上がバレンタインデー関連だというデータを日本チョコレート・ココア協会が出しているくらいですからね。「愛の誓い」が安っぽいチョコレートで代用されちゃうんですから、日本はなんて平和な国なんでしょう!
そんなバレンタインデーにふさわしいASMR動画をYouTubeから紹介しましょう。大きなハート形の箱に入ったバレンタインデー用チョコレートを女性がムシャムシャ食べていく動画です。
彼女が真ん中のチョコレートを手に取って、紙を取って、口の中に放り込みました。表面の堅い部分を噛み砕いた後は、唾液と混ざりながら軟らかくなったチョコレートをモグモグ……。口の動きと咀嚼音がフェチの感性をくすぐります。チョコレートをくれる女性よりも、目の前でチョコレートを食べ尽くす女性の方が、私の好みですね(笑)
今回のチョコレートは少し高級なもののようで、種類も豊富です。特に音がステキなのは、ナッツが入っているチョコレートです。ナッツを噛むときのポリッポリッという音を聞くと、私自身がナッツ入りチョコを食べているような感覚に襲われます。私はこのタイプのチョコが大好きなんです。
他にも、5分30秒のあたりに登場するチョコレートは、チョコの中に練り物が入っていて、齧って引き伸ばすと、ピンク色のものがニューッと伸びます。ガムやキャラメルのようなチョコレートを食べるときの彼女の口の動きにも注目したいところです。噛みちぎった後の断面も見せてくれるので、さーにす精神旺盛です。
チョコレートの説明書を見ながら、それぞれのチョコの説明を小声でするのも聞きどころです。耳元で秘密をささやかれているような、ちょっといけないことをしているときの気持ちになりませんか?本当は食べてはいけないチョコなのに、こっそり食べてしまう子供の心理というか何というか……。
彼女の指や爪が美しくて、チョコをつまんでカメラに近づける仕草にもドキッとさせられました。音フェチだけでなく手フェチにも嬉しい動画です。聞きどころ・見どころの多い動画なので、私のようにバレンタインデーに嫌悪感を抱く男性でもきっと楽しめるはずです。「バレンタインデーなんて、この世から無くなってしまえ!」という苛立ちが少しだけ緩和されました(笑)