自分の子供の古着などをネットオークションで売っている知人女性がいます。彼女が言うには、子供靴は履き古されてボロボロになってるほど高い値段がつくそうです。汚れは洗わずにそのままにしておいた方がいいとも教えてくれました。
このようなボロボロの子供靴を購入する人たちは、自分の子供に履かせることが目的ではないはずです。
2019年2月5日、常習累犯窃盗罪で公判中の靴フェチ男性(40)が追送検されました。彼は栃木県と埼玉県で靴を計70足ほど盗んだされ、被害額は30万円だといいます。そんな彼は、男性用も女性用も関係なく、履き古された靴のにおいを嗅ぐのが好きだったとか。ネットオークションでボロボロの子供靴を買う人の中には、この男性と同じ嗜好の持ち主もいることでしょう。
今回は、履き古された子供靴を映したYouTube動画を紹介します。動画のタイトルは「友達の上靴」です。
画面にアップで映されたのは、つま先部分が崩壊して、全体的に黒ずんでいるボロボロの上靴です。典型的なバレーシューズ型の上靴で、撮影者の声や青いカラーゴムから、男子小学生が履いていたもののようです。「めっちゃ高い上靴です」と言っているので、学校指定の高級品なんでしょうか?
それにしてもボロすぎますね。カラーゴムには大きな裂け目があり、布地部分からはボサボサと糸が出ています。画面の向こうから、ムンムンと臭いが漂ってきそうな迫力です(笑)
「ちょっとここが破れてますけど、まだ履けます!」
「裏に染みがありますけど、これは我慢!」
撮影者はそう言うと、本当に上靴を履いてみました。つま先の裂け目から飛び出した親指が何とも味わい深いです。こんなボロボロの上靴を学校で履いていたら、先生に怒られそうですが、どうなんでしょう?
撮影者の男子小学生が友達の上靴を履くだけの動画ですが、再生回数が7000回を超えています。同じ撮影者の動画の再生回数と比較すると、この動画だけ異常に人気があるのがわかります。コメント欄には「上履きは一番好きな靴です。特にこのくらいボロボロになったのが好きです!」と英語で書き込まれていて、外国人にも絶賛されていますね(笑)
世界中には靴フェチがたくさんいるということでしょう。人間の業の深さを感じます。