小腸や大腸の働きで発生する腸内ガスは、そのほとんどが腸管から吸収されます。しかし、吸収されなかったガスは何かの瞬間に体外へと出ていきます。これがおならです。
一般的に、人前でおならをすることはNGとされます。「プッ」もしくは「ブリブリ」という音が下品なだけでなく、おならには独特の悪臭があることが多いからです。特に、肉やネギ、ニンニクなどを食べた後のおならの臭いの何のって……。餃子を食べた後に放屁すると大惨事になります(笑)
このように忌み嫌われがちなおならですが、人間の生理現象である以上「事故」は完全に防げません。どうしても放屁せざるをえないときは、できるだけ音がしないように工夫するのがマナーです。しかし、臭いだけは消せません。音が出ない「すかしっ屁」の方が臭いともいわれていて、エレベーターのような密閉空間でやらかしてしまうと、それはもう悲しいことに……。
もっとも、広場や公園などのだだっ広い場所での放屁なら、大きな音さえ出さなければバレないでしょう。騒がしければ小さな音くらいかき消されますし、風が吹けば悪臭もさようならです。そんな状況下でなら安心して屁をこけると思っていると、意外なところで誰かが見ていて……。今回紹介するのは、放屁の瞬間を見えるようにした貴重な映像です。
公園で談笑する若者3人――。2人がベンチに座っていますが、1人は立っています。彼らの姿が突如サーモグラフィーで撮影した熱画像に変わります。すると、立っている若者が屁をこいたではありませんか!
赤と紫のガスが噴出され、空気中にモワッと広がって消えていきました。おならをした本人は「誰にも気づかれずにやったぜ!」と思っていて、実際ベンチの2人も放屁の事実に気づいてないでしょう。人知れず実行された“完全犯罪”のはずが、実はサーモグラフィーで撮影されていたとは……。とても悪趣味な動画ですが、おならの決定的瞬間には思わず見入ってしまいます。
続いて、ベンチに座って読書している(ふりをしている?)おじさんもブッ!買い物中のおばさんも、しゃがんだ隙にボワッ!散歩中の犬も、急に立ち止まったかと思ったら、プッと屁をぶちまけました。どんなに音を消してすかしっ屁にしようとも、 サーモグラフィーで撮影されれば証拠は残ります。
街中の至る所で、誰も彼もが放屁しまくっていることがわかります。 ちょっと考えれば当たり前の事実ではありますが、熱画像を突きつけられると、改めて「おおっ!」と思ってしまいます。おならが大好きな人なら、この動画を見て大喜びでしょうね。