人間の体を風船のように膨らませることを「ボディーインフレーション(Body inflation)」といいます。実際に人体を膨らませることは不可能なので、リアルなボディーインフレーションを楽しみたい場合は、衣服の下に風船を入れて膨らませるか、密閉性が高く伸び縮みする衣装(ラバースーツなど)を着用した状態で膨らませるか、のどちらかになるでしょう。
ボディーインフレーションとして有名なのは、 2005年製作のアメリカ映画 『チャーリーとチョコレート工場』に登場する少女、バイオレット・ボーレガードです。バイオレットは試作品のガムを食べたせいで全身がブルーベリーのように青くなって、しかも体がどんどん膨らんでいきます。ゴムまりのようにパンパンになったバイオレットが転がされるシーンは、一部のフェチたちには大好評なんですよね。
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また、アニメなどでは、架空のキャラクターが膨らむシチュエーションは少なくありません。PSP専用ソフト『魔法少女まどか☆マギカ ポータブル』では、主人公の魔法少女、鹿目まどかが使う必殺技の1つに「パニエロケット」があります。これは、体を風船のように膨らませて敵に体当たりする攻撃技です。「風船まどか」という名前で遊技機器の演出でも採用されています。
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ボディーインフレーションは、通常はドラマの中の一つの演出として描かれるだけですが、ファンの中にはこれをメインにした動画を作成する人たちもいます。そんな動画の一つをYouTubeから紹介しましょう。
動画には、茶色い鎧をまとって杖を持った女性が映っています。彼女は「魔法を見せしよう」と言って、紫色の玉を作り出して、それをゴクンと飲み込みました。すると、彼女の体に一瞬衝撃が加わり、彼女は「アッ」と声を漏らします。「私はもっとパワフルになるわ」と言った後、彼女のお腹が膨らんできました。膨張する体を持て余し、彼女はちょっと移動するだけでも一苦労。そして、立っていることすらできずに床にうつぶせになって、「古代の魔法にはイライラさせられるわ」と言っているうちに、さらに膨れ上がって部屋いっぱいの大きさになってしまいました。
動けなくなった彼女は最後にバンッと破裂します。しかし、彼女は身体のどこも傷つくことなく無事でした。「私は今まで失敗したことが無かったのに」と負け惜しみを言いつつ、視聴者に対して「あなたがもしこのことを他人に話したら、あなたを別の場所に吹き飛ばすからね」と釘を刺したところで、動画が終了します。
美女の体が風船のようにパンパンに膨らむのはおもしろいですね。現実世界では絶対に起こり得ないことですが、美しいCGで見ると、リアリティーがあってゾクゾクします。