室町時代以降、「百鬼夜行絵巻(ひゃっきやこうえまき)」と呼ばれる絵巻物が数多く作られました。百鬼夜行絵巻には、異形の妖怪たちの行列が描かれています。中でも、古くなって打ち捨てられた道具に手足の生えた「付喪神(つくもがみ)」が印象的です。琵琶や琴、靴、布団などがのっそのっそ歩いている様子は、怖いというよりもユーモラスで、思わずクスッとしてしまいます。
【GTS】巨大な眼鏡っ娘がタイツ足裏でスカイツリーをぶっ壊す!
ピンク色のタイツを履いた巨大な眼鏡っ娘が、足と足の間にスカイツリーを挟んでパンッ!東京の街を破壊するGTSの姿がサイズフェチにはたまらない?
付喪神に限らず、「家具に人間の足がついていたらおもしろいだろう」という発想は珍しくありません。パリのデザイナー、ドゥズミトリー・サマル(DZMITRY SAMAL)さんの「Human furniture collection」は、人間の身体の一部と家具を融合させたユニークなデザインです。テーブルや椅子、本棚などに人間の足が生えていて、いかにも歩き出しそうです。こんなデザインの家具を使いたがる人はいるんでしょうか?
一方、YouTubeなどの動画共有サイトでは、人間の足で移動するテーブルの映像が話題となっています。この動画に写っているのは、ドリンクとグラスを載せたテーブルに、女性の下半身がくっついている異形のものです。赤いハイヒールを履いた足は本物の人間のもので、パーティー会場内をゆったりと歩き回っています。お客さんたちは別に驚く様子もなく、歩くテーブルを受け入れているみたいですね。
このテーブルはどうやってお客さんにぶつからないように歩いているんでしょうか?上半身を折ってテーブルの中に隠しているんでしょうか?そうだとすると、かなり不自然な格好で長時間歩かなければならないので、中の人は大変でしょうね。
まるで付喪神のようなテーブルですが、その足のセクシーさがフェティッシュな魅力を醸し出しています。