テディベアといえば、かわいらしいクマのぬいぐるみをイメージしますよね?
テディベアの「テディ」は、第26代アメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズベルトのニックネームです。ルーズベルト大統領が熊狩りで瀕死のクマを撃たなかったという逸話からテディベアが誕生したというのは有名ですね。
同じ頃、ドイツのシュタイフ社が作ったクマのぬいぐるみがアメリカに大量に輸入されていたため、シュタイフ社は世界初のテディベアメーカーともいわれています。
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そんなテディベアの特徴は、何といっても、あの手触りでしょう。幼い頃にテディベアを買ってもらって、初めて触ったときのあの感動……。もちろん、材質によって手触りは変わりますが、モワッとした柔らかい毛の感触は、ぬいぐるみならではのものです。
もう一つ、ぬいぐるみといえば、弾力性が魅力です。棚の上などに飾る人形は、硬くて冷たい素材で作られているため、基本的には抱いて寝るものではありません。しかし、テディベアは、ギュッと抱きしめることができて、しかも一緒に寝ても潰れて壊れるということがありません。子供の夜のお供として、これほど心強い存在はないでしょう。
今回紹介するのは、テディベアが外科手術を受ける動画です。しかも、単なるお医者さんごっこではなく、本格的に手術を再現しているんですよ。
体調の悪いテディベアに対して、外科医が開腹手術をします。胸の毛を剃るところから始まり、ハサミで皮膚を切ると、中からはカラフルな包み紙に包まれたボンボンが出てきたではないですか!しかし、そのボンボンの包み紙を開けてみると吸い殻が詰まっていて……。医師はボンボンを全て除去しました。
続いて内部の綿をめくると、色とりどりの砂糖菓子が見えますが、どうやら量的に足りないようです。医師は砂糖菓子を振りかけた後、さらにめくると、そこにはリアルな内臓がみっちり!
えっ、テディベアの中身がこうなっていたんですか?綿が詰まっているんじゃないんですか?
驚きの連続ですよ。まさかテディベアの手術動画に、こんなにも生々しいシーンがあるなんて、普通は想像しないですからね。この動画を作成した人の頭の中はどうなっているんでしょうか?
それはさておき、テディベアの手術が進んでいきます。小さなユニコーンが飛び出しますが、これは健康な証拠なんだとか……。次は腎臓を取り出します。腎臓には何本かのクレヨンが刺さっていて、そのうち緑のクレヨンは不健康なので、医師は赤いクレヨンに差し替えました。続いて肝臓を切開すると、中からゴキブリが何匹も出てきます。医師はそれらを取り除いて、代わりにトカゲを入れます。
医師は最後にテディベアの心臓を取り出しました。巨大な心臓には「悪い子」が埋まっていたので、医師はそれを除去します。そして、心臓の本体と思われる宝石も欠けていることが判明したので、それを新品と取り替えて、「新しい子」を埋め込みました。そして、切開部分を縫合して手術が完了しました。
何が何だかわからない手術ですが、異様な雰囲気だけはひしひしと伝わってきます。ぬいぐるみの手術という稀有な世界観を垣間見たことで、 幼少期に抱いて寝たテディベアのイメージが見事に崩れ去りました(笑)