【女相撲】モンゴル人女性が土俵で対決!観衆が熱狂する女同士の戦い

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2018年4月、舞鶴市で開かれた大相撲春巡業が大いに炎上しました。というのも、 多々見良三市長が土俵上で倒れるハプニングが起こり、このとき救命処置を施した女性に対して、「女性は土俵から降りてください」とアナウンスが流れたからです。日本相撲協会の八角理事長は「行司が動転して呼びかけた」とコメントし、アナウンスが不適切だったと謝罪しました。

舞鶴市の事件をきっかけとして、土俵の女人禁制が伝統か否かの議論が巻き起こりましたが、結論が出ないままうやむやになった感があります。この問題については以前から議論があります。とはいえ、歴史をひもとけば、女性が相撲を取る「女相撲」は雄略天皇の時代の記録にもあり、「土俵=女人禁制」がいつ成立したのかは検証の余地があります。

【キャットファイト】女同士が激しくぶつかり合う肉弾戦が熱すぎる!
2人の女性が熾烈な戦いを繰り広げます。パンチとキックの応酬、くんずほぐれつの取っ組み合い…。どちらが勝つかわからない展開にハラハラドキドキ!

もっとも、伝統がどうこうという議論とは別のところで、女相撲の広がりが見られます。2017年5月には、北國新聞社主催「第101回高等学校相撲金沢大会」のPV「相撲ガールズ82手」が、アジア太平洋広告祭(ADFEST)2018プリントクラフト部門でのグランプリを受賞するなど、世界中で注目を集めました。セーラー服を着た美人女子高生が相撲を取るという斬新なイメージが、多くの人々の心を射止めたのでしょう。

日本国内で「女性が土俵に上がるのはどうこう」とつまらない議論が行われている一方で、世界各地で女性たちによる相撲が行われています。今回紹介するのは、モンゴルで行われた女相撲の試合を映したYouTube動画です。

モンゴルといえば、第68代横綱の朝青龍が有名です。態度の悪さやさまざまなトラブルで話題の絶えなかった朝青龍ですが、母国では「英雄」扱いです。そんな朝青龍の影響で、モンゴルでは相撲を取る女性が出てきたのかもしれませんね。

動画には、草の生い茂る草原に設置された土俵が映っています。そこに2人の女性と行司役の男性が立っています。女性たちはジーンズやジャージを着ていて、気軽に相撲を楽しもうという雰囲気です。土俵入りした2人が、いよいよ組み合いました。

お互いに張り手を連発して、相手を土俵の外へ押し出そうとします。ただ、プロの相撲取りのようながっちりした体格の2人ではないため、動きが敏捷で、相撲というよりもじゃれ合っているようにも見えます(笑)

ジャージの女性がジーンズの女性を抱きかかえ、そのまま土俵の外へ突き出そうとします。観衆の「オオッー」という声が響き渡ります。しかし、ジーンズの女性は何とか相手の技を交わして土俵の内側に回り込みますが、ジャージの女性は執拗に追います。そして、相手の体に覆いかぶさるようにして、寄り倒しを決めました。土俵の外に倒れ込む2人の女性たち――。ジャージの女性の勝利です。観衆からは拍手喝采が沸き起こりました。

女相撲は、日本で一般的なプロの相撲とは一味違った楽しさがあります。今や相撲は、日本国内だけで行われる「相撲」ではなく、世界の「スモーレスリング(sumo wrestling)」です。日本のつまらない“伝統”から解放されて、国籍も老若男女も関係なく、たくさんの人たちに愛されるスポーツになっています。

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