世の中には、想像を絶するすさまじいフェチが存在します。たとえば、美女のおならが大好きというなら、それほど理解に苦しむことはありません。これがガチムチのおっさんのおならとなると、「ああ、そっち系のご趣味なんですね」」となります。「顔面に屁を食らうシチュエーションにムラッとするんです」というのも、まあ、わからなくないというか何というか……。
これが、「動物のおならじゃないとダメなんです!」と拘る人と出会うと、ほとんどの人が「えっ?」と思ってしまうでしょう。まして、「ドラゴンのお尻に敷かれて、思いっきり屁を食らいたいんです!」だったら……。もう、何が何だかわけがわからないんじゃないでしょうか?
しかし、一部のマニアは自分たちの熱い思いを実現するべく、我々の予想のはるか上をいく動画を作成します。そんな動画の一つをYouTubeから紹介しましょう。
動画には、可愛らしい紫色のチビドラゴンが映っています。チビドラゴンの頭上には、大きな赤いドラゴンのお尻が……。チビドラゴンは押し倒されて、顔面に思いっきり屁を食らいました。ブーーーーーッと音が鳴り響きますが、そこにもっと大きなドラゴンが現れて、赤いドラゴンを手でぶっ飛ばしました。そして、赤いドラゴンをお尻の下に敷いてブウゥーーーーッ!
一方、チビドラゴンは別のドラゴンにさらわれます。このドラゴンはチビドラゴンを尻尾で絡めとってお尻に押し付け、ブウーーーーーッ!しかも、仰向けになったドラゴンの上にさらに別のドラゴンがまたがって、チビドラゴンをお尻とお尻に挟んでブッブウゥゥゥッて、いったい何なんだ、このシチュエーションは?
おならの音もいろいろで、ブウッと一発切りもあれば、ブウッブウッブウッと繰り返されるメロディーもあり、ある種の現代音楽です。屁の音で表現したノイズミュージック?その犠牲になっているチビドラゴンが気の毒ですが……。
ドラゴンの中には、ブリッブリブリブリ……という不穏な音を立てて屁をこくのもいて、チビドラゴンの苦痛は尋常ではないはずです。が、チビドラゴンはなされるがまま、抵抗もせず、臭いガスを顔面に食らい続けます。最後は穴あきテーブルの下でおならの洗礼を受けて、苦しそうに悶えるのでした。
この動画を見た人たちは、いったいどんな気持ちになるんでしょうか?世の中には奥の深いフェチがあるものです(笑)